B.S.TIMESというビジネス情報誌の取材でプロレス界のレジェンド藤波辰爾 さんが直々にインタビュー形式で対談いただきました!ちょうどデビュー50周年ということで、プロレスに対する熱い想いや貴重なお話を聴くことができました!
【藤波辰爾さんプロフィール】
https://www.dradition.jp/profile/prof_fujinami.html
まずは“療育とは?”という質問から対談がはじまり、“発達障害”や藤波さんの少年時代にはなかった“特別支援級という新たな教育現場の現状”について熱心に耳を傾け、『できないことをできるようにする従来の教育ではなく、今できることに目を向け、その個性を伸ばしていくことが療育である』=meeteが目指す“個性を尊重する療育”の必要性に深く共感いただきました。
「プロレス」と聞いて、喧嘩早く野蛮なイメージを持たれ、“子どもにはあまり見せたくない”と思われる方も多いかと思いますが、藤波さんが子どもの頃は喧嘩や人と争うことが嫌いで温厚な性格、運動も人並みに陸上競技をする程度だったそうです。
中学生の時にプロレスと出会い、リング上で技を披露し、そこで相手と向き合い、戦うことで絆が生まれる、そんな魅力がリングにはあると藤波さんは熱く語っておられました。今では全国の小中学校へ、移動式リングと共に訪れ、プロレスの魅力を子どもたちに伝える活動をされています。義務教育では教えることが難しい「戦うことで生まれる絆」について学ぶことができ、私も藤波さんとの対話を通して、プロレスの魅力にどんどん引き込まれていきました。
“リングの上ではヒーローになれる!”それが藤波さんの少年時代、憧れや目指す目標となり、やがて自信に繋がったのではないでしょうか。
私自身は子どもの頃、漫画家になるのが夢でした。絵を描くことが得意でもあったので、自由帳に描いたオリジナル漫画をお友だちに見せることが楽しみでした。勉強も運動も全く自慢できることはなかったのですが、絵に関しては絶対の自信がありました。
何か一つでも夢中になれること、極めたいと思うこと、それが自信に繋がります。そして自信がつくことで、それまで“できない”と思っていた分野にも「今ならできるんじゃないか」と自然に挑戦する勇気が湧いてくる、と藤波さんも仰っていました。
今回の対談で、改めて療育の必要性について考える貴重な時間となりました。
また、日頃考えていることを誰かに話したり、聞いてもたったり、アウトプット(出力)することは改めて大事だと思いました。今後meete のYouTubeでも、対談やディスカッションなどの形式も取り入れていきたいと思います!
最後に握手してもらった時の手が、これまで会った方の誰よりも分厚く、力強いオーラーが伝わってきました。今回の取材内容は4月発行号に掲載されます。本誌が発行されましたら、またお知らせいたします。お楽しみに!